新婚・専業主婦が「転勤妻ノイローゼ」から抜け出す方法　3ステップ

• 転勤妻で周囲に話せる人がいない。
• 知らない土地で孤独を感じている。
• 転勤妻ノイローゼから抜け出したい。

今回は、そんなお悩みにお答えします。

はじめまして、梅宮サキです。

私は転勤族の夫との結婚を機に、転勤妻・専業主婦となりました。地元の京都から、遠く離れた福島へやって来たのです。

そして知らないうちに、家から出るのがなんとなく怖い、気分が落ち込む、元気が出せない…そんな風になっていました。

自分なりに試行錯誤して「転勤妻ノイローゼ」から抜け出した経験が、同じように悩んでいる方のヒントになればと思っています。

転勤妻だからこそ感じる辛さ、イライラ、鬱々とした気持ち… この記事ではそれらをまとめて転勤妻ノイローゼと呼んでいます。

自分に合った対処法を見つけて、転勤妻ノイローゼから抜け出しましょう。そして、充実した毎日をスタートさせてくださいね！

STEP１「転勤妻ノイローゼ」の原因を知る

なぜ、いま自分は辛いのか。ひとことでは表現しにくいのではないでしょうか。

いくつかの要因が積み重なっているはずです。

①精神的ストレス

• 孤独を共有する相手がいない
• 同性の話し相手がいない
• 友人・両親・兄弟に会えない
• まだ家事に不慣れで思うように進まない
• 土地勘がなく何をするにも時間的ロスがある
• 見慣れない景色にいつも緊張している
• 次にいつ転勤があるか分からず落ち着かない

②肉体的ストレス

③これまでの自分とのギャップ

独身時代とのギャップ

夫との生活習慣の違いに戸惑っていませんか。週末の過ごし方にしても、料理の味付けにしても、独断できない領域が増えているのではないでしょうか。夫婦でのライフスタイルが定まってくるまで少し時間が必要です。

ONとOFFがなくなる

独身時代はお勤めをされていた方がほとんどだと思います。仕事へ行くためにお化粧をして、着替える。社会人としての自分へと切り替えるスイッチが、暮らしの中にありました。ところが専業主婦になってみると、暮らしのすべてが地続きでONとOFFがなくなってしまっていませんか。

時間の管理が難しくなる

確かに専業主婦には、時間がたっぷりあります。しかし自分の意志だけをもってして、タイムマネジメントしていくのは、コツをつかむまで難しいものです。

まずは、ストレスを感じている自分をいたわってあげましょう！

STEP２　自分の現状と理想を把握する

心身ともに疲れている、とはいえ日々は続いていきます。お家の中でやることがたくさんありますよね。

ここからは、頭の中を整理していきましょう。

 毎日やっていることを書き出してみる

まず、一日のスケジュールを一週間分、書き出してみましょう。

起床、朝食、昼食、夕食、お風呂、就寝の時刻を最初に記入するとイメージしやすいです。

次に、普段している家事を書き込んでいきます。

お風呂掃除、お手洗い掃除、掃除機、洗濯、食材や生活用品の買物、食事の準備など、それぞれにどれくらい時間をかけているか思い返してみてください。

いかがでしょうか、自然とタスクがはっきりとして頭の中がスッキリしますよね。

続いて新しい紙に、家事をルーティン化して入れ込んでいきます。

たとえば、洗濯は(月)・(水)・(金)、お風呂掃除は(火)・(土)、買物は(水)・(日)など、生活にリズムをつくってみましょう。

 やりたいことを書き出してみる

自由に使える時間が明確になったと思うので、その時間にやりたいことを考えてみましょう。

思いつくまま書き出してみてください。

映画を観る、ネイルをする、カフェでお茶する…すぐにできることは、少しの勇気を出して明日にでもやってみましょう！転勤妻ノイローゼから抜け出す近道になります。

知り合いが欲しい、友達が欲しい、仕事がしたい、自分の趣味が賄えるお金を稼ぎたい、子どもを授かりたいけれど…など、次のステップで見ていきます。

STEP３　理想に近づくために必要な行動をする

ところで転勤妻になられた皆さんは、もともと行動力があったはず、違いますか？

私ならどこへ行ってもなんとかやれるだろう、きっと楽しんで暮らせる、夫と仲良くやっていこう！そんな風にワクワクしていたことを思い出してみてください。

仕事をする

パート

私が求人を見るときポイントにしていたのは、

すぐに転勤になって、迷惑をかけてしまうのではと悩むと思います。

私もかなり悩みましたが、たとえ就労期間が短くても、行動した事実は自分の糧となっています。

私の採用された職場では、人の出入りが少なく新鮮さを求めていたとのことでした。

結局、短期間しかお仕事できませんでしたが「新しい風を入れてくれてありがとう。」と言っていただけました。

在宅ワーク　

ママワークスは子育て中のママや主婦に向けて、リモートでできる仕事の紹介をしてくれる求人サイトです。

私はテレアポのお仕事でお世話になりました。

ママワークスに登録・求人に応募して、採用された企業から業務委託で仕事をしていきます。

面接から実務まで、ママワークスの担当者がサポートしてくださるので、リモートワークは初めてでしたが不安になることはありませんでした。

週2〜３日、数時間からの求人もあるので始めやすいです。

子どもを授かりたくて外での仕事はセーブしているけれど、お小遣いが欲しい方にもおすすめです。

地域について知る

まち探検・観光地

近くの観光地へは行ってみられましたか？

週末に旦那様を誘ってみると、お互いにとって気分転換になりますよ。

「この辺でおいしいお店はありますか？」

「おすすめの観光スポット教えてください。」

ひとこと、ふたことでも地元の方と話すと、その土地の雰囲気が伝わってきます。

仲間をつくる

料理・アロマ・陶芸・ジム・大人のバレエなど、地域の教室を探してみましょう。

多くの教室で体験レッスンをされているので、思い切って参加してみると雰囲気をつかみやすいです。

知らない土地で知り合いができると、たわいない会話が楽しめます。また、病院や買物先の情報が得られて、暮らしに役立つこともあります。

ひとりでできるストレス発散法を試してみる

子どもを授かりたくていまは仕事に出られない、躊躇するという方もおられると思います。私のおすすめストレス発散法を紹介します。

朝散歩

家の周り１周でかまいません。晴れた日は朝食後、散歩してみてください。

朝の空気や鳥の声が気持ちいいですよ。

散歩をするために着替えて外に出ることで、ONになり一日のタスク（家事）がサクサクこなせるようになりました 

ヨガ

私は独身時代、ヨガ教室へ通っていました。

そのおかげで家にヨガマットがあり、いまはYouTube動画を頼りにヨガをしています。

B-lifeというYouTubeチャンネルでマリコ先生の教えてくださるヨガは、お家でもゆったりと行えておすすめです。初心者向けのカリキュラムも用意されているので、お試しください。

独身時代通っていた教室はこちら

ひとりカラオケ

ずっとひとりでいると、声を出す機会がありませんよね。

私はポケカラというアプリを使って、人知れず歌っています。

採点機能や作品公開機能もあります。高得点が出せたり、コメントをもらうと自己肯定感も上がりますよ。

ご近所迷惑にならない程度にマナーを守って遊びましょう。身バレしたくない方は個人情報の登録は控えてね。

図書館へ行く

いろいろな本のタイトルを見ていると、凝り固まった頭の中に新たな情報が流れてくる感覚がします。興味を持てる一冊に出合えればしめたもの。読書している間は、孤独から解放されます。

アロマ

眠れない夜にラベンダーのアロマオイルを垂らすと、寝つきが良くなった経験があります。

アロマの効能に関しては専門知識が必要ですので、調べながら試してみてください。

アロマライフスタイルというＷＥＢサイトでは、アロマにまつわる情報をわかりやすく発信されているのでおすすめです。

高品質・品揃え豊富 　おすすめはこちら

ブログやSNSで発信する

映画を観ても、本を読んでも、観光地へ行っても、アウトプットする場がないと不完全燃焼を起こしているように感じるのは、私だけでしょうか。

まとめ

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

最後に３ステップを振り返ってみましょう。

この記事が、同じ悩みを抱える方の元気になるきっかけになっていれば幸いです。

転勤妻ノイローゼから抜け出して、夫や家族と仲良く楽しく毎日を過ごしましょう！