これまで金融機関に勤務経験のない方が、銀行パートに応募する。そんな時によくある、次のお悩みについてお答えします。
- 志望動機の書き方が知りたい
- 面接対策が知りたい
- 仕事の難易度が知りたい
- 職場の雰囲気が知りたい
- 金融機関未経験で銀行パートに採用された体験談
- 志望動機の例文
- 面接のポイント
- 仕事の難易度と職場の雰囲気
こんにちは。
専業主婦で、独身時代は百貨店で働いていた
梅宮サキです。
私はこれまで金融機関に勤めたことはありませんでしたが、運よく銀行パートに採用されました。
体験談をまとめましたので、お付き合いください。
- 未経験で銀行パートに採用されるためのポイント
- 未経験で銀行パートを始める時のマインド
この記事を読んで、自信を持って銀行パートに挑戦してくださいね!
銀行パートの概要
もうすでに求人サイトをご覧の方が多いと思いますが、“銀行パート”の認識共有のために概要をまとめておきます。
一般的な募集内容
- 時給1,000円~1,400円程度
- 土日祝休み
- 週3日~シフト制
- 09:30~16:00
- 高卒以上
- ブランクOK、扶養内OK、経験者歓迎 など
最新情報をチェック
募集されている業務内容によって時給に差が出てくるようです。確認してみてくださいね。
- 窓口事務
-
銀行窓口で直接顧客の応対。専用端末を操作して預金の出し入れ、両替、振り込み、税金の納付、諸届の受付、また口座振り替えなどを担当する。英語で窓口係・出納係を意味するテラー(teller)と呼ぶこともある。
- 後方事務
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基本的に直接顧客応対はせず、電話対応と事務業務を担当する。申請書類に不備がないか確認し専用端末へ入力を行う。
- ロビー案内
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銀行窓口、ATM利用顧客のサポートを行う。主に申請書類の作成補助。窓口事務担当と連携をとりながら案内する。
銀行パートのメリットデメリット
銀行のお仕事って、なんだか憧れますよね。でも自分に合っているか心配、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。まずはパート先に銀行を選ぶべきかどうか考えてみましょう。
銀行パートのメリット
- 時給が良い
- 土日祝が完全休み
- 家事・育児と両立しやすい時間帯の勤務(9時半~16時など)
- 社会人として自信が持てる
- やりがいを感じられる
- 事務仕事の基本が身に着く
銀行パートのデメリット
- お金を扱う仕事なので神経を使って疲れやすい
- 専門知識と端末操作習得が必須
- 仕事を覚えるまで時間がかかる
- 人間関係が仕事に影響することもある
人によって捉え方はさまざま。
銀行パート志望動機とお仕事開始まで
ここからは実際に、銀行パートに採用された時のことを振り返りながら、解説していきます。私が採用されたのは「窓口事務」の担当でした。
お仕事開始までの流れ
応募フォームの質問に答えて送信。応募完了です。
面接の5日後にまず電話で採用の連絡があり、その後郵送で採用通知が届きました。
採用された銀行の口座が給与振り込みに必要なため開設。
お祝い金5万円がもらえます
銀行パート未経験者の志望動機
私の場合、履歴書を作成したのは面接の案内が来てからです。
まず求人サイトから応募する段階で、いくつかの質問に答えて申し込みました。
求人サイト応募時の質問と私の回答例
- 面接希望日を第三希望まで教えてください。
-
ランダムに3日指定しました。
- 住所を番地、建物名まで教えてください。
-
省略せずに住所を入力しました。
- 金融機関での勤務経験の有無。その他、社会人経験があれば教えてください。
-
金融機関の勤務経験はありません。百貨店で11年間接客販売の仕事をしていました。
- 応募の動機や意気込み、アピールポイントがあれば教えてください。
-
勤務時間が自身の生活に合っていたので、応募いたしました。私事ですが、夫の転勤で○○市へ越してきました。仕事を通して○○市の方々とコミュニケーションをとりたいと考えております。これまで接客の仕事をする中で、様々なお客さまへの対応力とニーズを把握し提案する力を培ってまいりました。経験を活かし、お客さまに安心と信頼を抱いていただける応対をいたします。金融機関は初めてですが、責任を持って正確な仕事ができるよう努める所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
これらの質問は求人サイトではなく、
銀行が設定しているもの。
この時点では学歴の言及はありませんでした。
学歴は選考にあまり関係ないと感じたよ。
銀行パート面接のポイント
面接内容の詳細は控えますが、私が注意していたポイントをお伝えします。
アピールするべき強み
- 前職での強みに自信を持つ
-
私には接客の経験しかありませんでしたが、お客さま第一のマインドを示し、採用いただくことができました。実際、銀行では「お客さまとコミュニケーションをとれる人材」を求めており、接客業出身者を採用したのだと聞かされました。
- 誠実な人間であることをアピールする
-
面接時どのような性格の人物かを見られていると感じました。
銀行の仕事は特に誤りの無いよう正確に行わなければならない、と考えていることが伝わるよう強調。また、笑顔で受け答えをしたのは言うまでもありません。話の流れで知り合いに銀行員がいると伝えたことは、職場への理解度を示せたかなとも思います。
銀行のパートに向いている人の特徴
誰でもいろいろな面を持っていますが、面接時は以下の側面を前に出すよう意識すると良いでしょう。自分と似た雰囲気の人と一緒に働きたいものです。
実際に銀行におられた方々の印象
- 真面目
- 自信家
- 努力家
- 几帳面
- 負けず嫌い
良い意味でプライド高く、仕事をされている方ばかりでした。
面接時にふさわしい服装
私が面接当日に着用した服装を載せておきます。
アイメイクは控えめに、髪はタイトにまとめて行きました。
特に髪型に気を遣ったよ。
顔周りをスッキリさせて、
清潔感を重視しました。
限定ローズの香りでリフレッシュ /
銀行パート体験談
あくまで前職は接客業、金融業知識ゼロだった私の個人的な見解です。
参考程度にね!
仕事内容と難易度
- 仕事内容
-
私は窓口事務(銀行窓口で直接顧客の応対。専用端末を操作して預金の出し入れ、両替、振り込み、税金の納付、諸届の受付、また口座振り替えなど)を担当しました。
- 難易度
-
どんな仕事も最初は難しく感じるもの。加えて銀行の仕事は、専門性が高く共通言語を習得することから始まります。そういった意味で、未経験で銀行パートの仕事をする難易度は高いです。私が採用された銀行では、最初の1週間、業務内容を網羅した研修動画を視聴しました。ここですべて覚える必要はないと言われましたが、すべて覚える意気込みで取り組むことが重要でした。そうしないと、実務で質問もできなかったと思います。また使用する専用端末には癖があり、慣れるのに数カ月必要でした。あたりまえのことかもしれませんが、勤務時間中は100%集中して業務習得に努めました。
職場環境
- 制服の貸与
-
銀行の制服に袖を通すのはテンションの上がる瞬間でした。
- 個人購入品
-
店頭で使う靴と、覚えた内容を整理するために個人用ファイルを購入しました。文具などは備品を使用。
- 社員食堂
-
栄養バランスの良い食事が提供されていて、ありがたかったです。
- 残業の有無
-
残業は基本的にありませんでした。けれど仕事の段取りがつかめない最初の内は、少し時間オーバーになってしまうことも。早く慣れようと努めました。
人間関係
- 新人いびりはあった
-
どこの職場でも、馬が合う合わないはありますよね。けれど常に苦手な人が隣にいる状況は、辛かったです。ただ人間関係のトラブルはよくあるようで、定期的にカウンセリング面談があり、救われました。上司も相談に乗ってくださったので、総じて良い職場だったと思っています。
- 質問はまんべんなく全員に
-
新人に仕事を教えるのって正直めんどうです。私は職場の先輩全員に、一つずつ質問をしていました。そうすることで早く顔と名前を覚えられましたし、困ったときに頼れる人を見つけやすかったです。私の小さな質問にも、先輩方が必ず調べて答えてくださるのには感動でした。
- 上手に気分転換を
-
気を張ってばかりいると潰れてしまうと思ったので、帰りのバスや休日は仕事のことを一切考えないようにしていました。とは言え、小さな失敗や心無い言葉は思い出してしまうもので、精神的に疲れていましたね。けれど、これまで出会わなかったバックグラウンドを持つ方々とお話ができて、楽しさもありました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
銀行パートに応募しようか、迷っている方のヒントになっていれば幸いです。
銀行パートをやってみての感想
金融業界で使われる言葉や専門知識など、知らない・わからないことだらけでした。けれど最初は知らなくてあたりまえ、と割り切って業務をスタート。大人になってから新しいことをイチから学ぶのは新鮮で、楽しくもありました。
銀行の仕事では基本に忠実であること、細かな決まりを守ることが求められます。反対にパートの業務範囲では応用力はさほど求められないとも言えるでしょう。
覚えなくてはならない業務範囲が広いこと、習得には一定の時間が必要なことを念頭に置いて、焦らないことが重要ですよ!
銀行パートの業務内容や職場の人間関係を考慮して時給に換算すると、妥当なところだと私は思います。やりがいのある仕事です。もし銀行パートに応募するのを迷っている方がいらっしゃるなら、まずはチャレンジしてみてください。
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未経験で銀行パートを始める時のポイント
- 前職での強みに自信を持つ
- 誠実な人間であることをアピール
- 業務に慣れるまで時間がかかることを知っておく
- 頼れる上司や先輩を見つける
身構え過ぎずに頑張って!
お仕事メイクにおすすめ
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