元気でいるための体質改善方法と始め方!いますぐできることを漢方の基本から丁寧に紹介

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今回は次のようなお悩みに答える「漢方的・体質改善法」をご紹介します。

  • 家族や仕事のためにも元気でいたいのに、なんだか不調
  • お金をかけずに健康にキレイでいたい
  • 若いころのような元気が、いま欲しい!
この記事の内容
  • 1分でできる体質チェック
  • 漢方ってそもそもなに?
  • 不調タイプ別・体質改善のために今すぐできること

こんにちは。梅宮サキです。

私は30歳を過ぎてから、なんだか身体が重いなぁ踏ん張りがきかなくなったなぁと感じることが多くなりました。

そんなことをきっかけに学び始めて、登録販売者と漢方養生指導師ベーシック資格を取得。日々の生活に無理なく取り入れられる漢方的・体質改善情報を発信しています。

サキ

できるだけ分かりやすくをモットーにしています。

この記事を読むとわかること
  • 自分のいまの身体の状態と体質が分かる
  • 漢方の基本的な考え方を知ることができる
  • 体質改善のファーストステップが分かる

記事の最後に体質改善に役立つ、具体的な方法を紹介しています。

ぜひ今日から体質改善のファーストステップを踏み出しましょう!

目次

体質改善のファーストステップ

まずは自分の身体の状態を観察してみましょう。

1分でできる体質チェックシートをご用意しましたので、ご自分の症状にあてはまるものを探してみてください。

【体質チェック】自分の状態を知ろう

気虚(ききょ)・気滞(きたい)・血虚(けっきょ)・瘀血(おけつ)・水滞(すいたい) 5つのタイプのうちどれにあてはまりますか?

チェックの多かった縦列からお選びください。

不調タイプ別チェックシート

スクロールできます
①気虚
(気が不足)
②気滞
(気が滞る)
③血虚
(血が不足)
④瘀血
(血が滞る)
⑤水滞
(水が滞る)
疲れやすく、体力がない緊張しやすい、緊張すると具合が悪くなる顔色が白い顔色が暗いむくみやすい
寒がりため息が多い乾燥肌目の下のクマが出やすい雨の日や梅雨に具合が悪くなりやすい
少し動くと息切れがするおなかが張りやすい目が疲れやすい、視力が低下した唇が紫色下痢・軟便になりやすい
食後眠くなるイライラして怒りっぽい爪が薄くもろい肩こりや腰痛が強い鼻水や鼻づまりがある
胃下垂気味便秘と下痢を繰り返すコロコロ便の便秘月経時レバー状の血塊が出る頭が重く痛い
不正出血がある月経前に胸が張りやすい月経の色は薄くて、量が少ない月経痛が強いおりものが多い
※水が不足している状態を津虚(しんきょ)と言いますが、ここではその状態を血虚に含めて考えています。
サキ

①気虚、②気滞は「気」の乱れによって起こる症状、
③血虚、④瘀血は「血」の乱れによって起こる症状、
そして、⑤水滞は「水」の乱れによって起こる症状です。

記事の後半で、気・血・水それぞれを整える対処法=体質改善方法をご紹介します。

漢方の考え方と効果

具体的な体質改善方法を紹介する前に、そもそも「漢方」ってなに?というところから簡単にお伝えします。

体質改善に役立つ【漢方ってなに?】

奈良時代に古代中国医学が日本に伝わりました。

そして、日本の風土に則して研究・発展していったものが「漢方医学」です。

また、江戸時代オランダから入ってきた西洋医学を「蘭方」と呼んだのに対し、その他の伝統医学とも区別するために「漢方」と呼ぶようになりました。

「漢方」は整体観(せいたいかん=物事を広く全体的にとらえようという考え方)を軸にしています。病気の症状を部分的に治療する西洋医学とは異なり、病人の全体像を捉えて対処するところに特徴があると言えるでしょう。

体質改善の指針になる【気血水とは?】

人体は気・血・水の3要素で構成されていると考えるのが、漢方的視点です。

ざっくりととらえると、下記のようになります。

生命のエネルギー
(≒自律神経)
栄養の赤い体液
(≒血液)
有益な体液
(≒血液以外の水分)

気(生命のエネルギー≒自律神経)の5つのはたらき

動かすはたらき・・・血循環や新陳代謝をうながします。

体を温めるはたらき・・・機能を活発化して体温を正常に保ちます。

外邪の侵入を防ぐはたらき・・・身体の外表面を守ります。

変化させるはたらき・・・血や水の生成と、水を汗や尿へ変化させ代謝させます。

内臓の位置を保つはたらき・・・血、汗、尿などが漏れたり、内臓が下垂するのを防ぎます。

血(栄養の赤い体液≒血液)の2つのはたらき

うるおすはたらき・・・全身に栄養を供給し、うるおします。

やる気を出させるはたらき・・・血が十分だと精神が充実し、意欲的に活動することができます。

水(有益な体液≒血液以外の水分)のはたらき

うるおすはたらき・・・おもに筋肉、髪、粘膜、臓腑に栄養をあたえてうるおします。また、関節の動きを円滑にします。

(※精神症状もでていれば、血不足を疑います。)

サキ

身体を構成する気・血・水は、互いに助け合い、密接に関係しながら全身をめぐって生理機能を営んでいます。それぞれの作用が低下すると、本来のはたらきがなされず、身体に思わしくない症状があらわれてくるのですね。

体質改善のために今すぐできること

ここからは不調タイプ別の養生法をご紹介します。

「養生(ようじょう)」とは健康を守るための生活方法や生き方を表す言葉です。

「養生というものは、ただ知っているだけでなく、くり返し習って生まれつき備わった習性のようにすべきものです。習性のようにして、身についたものならば、自然に善いように行動するものです。習慣としなければ効果はありません。身についた習性がいかなる場合にも善であれば、あらゆる病はいずれも生じません。」

備急千金要法(びきゅうせんきんようほう=唐代の医家による医学書)より

気虚・気滞・血虚・瘀血・水滞 タイプ別養生法

①気虚タイプ

ライフスタイル

早寝早起きで気を補おう!

気は朝に作られると考えます。夜は早めに寝て気を補うとよいでしょう。また、汗のかきすぎやダイエット、過労や朝食抜き、また病気による体力消耗は気虚の原因になるので見直していきましょう。

運動の仕方

ウォーキングなどの軽めの運動から。無理は禁物!

気虚の時は、激しい運動は逆効果。体力が少ないので徐々に運動量を増やすことを目指しましょう。ヨガなど呼吸とともに身体を動かす運動は気のめぐりもよくします。

食事の改善

まずは朝食を必ず摂ることから。食事で身体を温めることも大切です。

気を補うために朝食は欠かせません。胃腸の機能を高めて気を補う穀類、イモ類、豆類などをよく噛んで食べましょう。おかゆもおすすめです。また、身体を冷やす食べ物は控えましょう。

サキ

朝食にサツマイモのおかゆ、いいかも。

おすすめ食材
粟、もち米、玄米、小麦、そば、トウモロコシ、大豆、エンドウ豆、牛肉、鶏肉、カモ肉、豚肉、牛乳、烏骨鶏、豚足、鯉、エビ、鮭、帆立貝、、ウナギ、アナゴ、椎茸、ニンジン、山芋、ジャガイモ、里芋、サツマイモ、カボチャ、キャベツ、白キクラゲ、リンゴ、ブドウ、サクランボ、イチゴ、イチジク、銀杏、栗、梅、クルミ、ヤシ、はちみつ

おすすめ食薬

高麗人参、ハスの実、松の実、ナツメ、ハトムギ、リュウガン

漢方薬をためすなら

四君子湯(しくんしとう)、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、六君子湯(りっくんしとう)、防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)など

※漢方薬を購入の際は必ず薬剤師さんや登録販売者さんに相談してください。持病をお持ちの方や妊婦さんは使用できない成分が含まれているものもあります。

②気滞タイプ

ライフスタイル

意識してストレスをためない工夫をしてみましょう。

ストレスをためること、不規則な生活は気滞の原因。趣味や好きなことに集中する時間を意図的に取り入れましょう。

サキ

毎週水曜日は映画館へ行く日にしてみる?

運動の仕方

思いっきり身体を動かしましょう!気の流れをよくするためのストレッチも◎。

極端に虚弱でなければ、ジョギングもOK。また、気功や、深呼吸などで心を落ち着かせるような運動がおすすめです。

食事の改善

香味野菜やハーブ類を上手に取り入れよう!

シソやセロリ、ニラなどをプラス。また、少量ずつ食材の種類を多く摂れるよう意識して。

おすすめ食材

春菊、セロリ、キャベツ、ニラ、ネギ、小松菜、ラッキョウ、大根、ミカン、グレープフルーツ、柚子、金柑、キウイ、ライチ、生姜、胡椒、八角、茴香、ニンニク

おすすめ食薬

薄荷、陳皮、菊花、玫瑰花、シソ、ウコン

サキ

お部屋にミカンやレモンのアロマを取り入れるのもいいよ!

漢方薬をためすなら

加味逍遙散(かみしょうようさん)、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)など

※漢方薬を購入の際は必ず薬剤師さんや登録販売者さんに相談してください。持病をお持ちの方や妊婦さんは使用できない成分が含まれているものもあります。

③血虚タイプ

ライフスタイル

夜更かしは禁物!

無理なダイエット、朝食抜き、偏食小食、目や脳の使い過ぎ、夜更かしなどは血虚の原因です。熱いお風呂や長風呂も、立ちくらみの原因になるので控えましょう。

運動の仕方

無理のない軽めの運動でOK。

ウォーキングからはじめましょう。

座りながらできる簡単な体操や、お風呂上がりのストレッチはおすすめです。

サキ

耳のマッサージもいいね!

食事の改善

血を補うドライフルーツやナッツ類を取り入れよう。

黒い食材、赤い食材も血を補うはたらきがあるので積極的にとりましょう。また、甘味と酸味の食材を一緒に使うと身体に潤いを得られます。辛味のとり過ぎには注意。

サキ

はちみつレモン(甘味×酸味)作ってみて

おすすめ食材

黒豆、黒米、烏骨鶏、羊肉、牛肉、豚肉、動物のレバー、赤みの肉、牛乳、卵、豚足、アナゴ、ナマコ、牡蠣、イカ、ウナギ、アワビ、ひじき、ホウレン草、ニンジン、黒キクラゲ、金針菜、レーズン、ライチ、黒胡麻、クルミ、落花生(皮付き)、黒糖、ローヤルゼリー

おすすめ食薬

ナツメ、クコの実、松の実、リュウガン、スッポン

サキ

ナツメは精神安定に、クコの実は婦人科に効果が期待できるよ!

漢方薬をためすなら

四物湯(しもつとう)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、帰脾湯(きひとう)など

※漢方薬を購入の際は必ず薬剤師さんや登録販売者さんに相談してください。持病をお持ちの方や妊婦さんは使用できない成分が含まれているものもあります。

④瘀血タイプ

ライフスタイル

身体を動かして血行をよくしよう!

ストレスと冷えは、瘀血の原因です。生理前や生理中は特に注意。腰を中心に冷やさないよう、血行をよくするためにシャワーよりも湯船につかりましょう。また、気・血・水をめぐらせるために、長時間の同じ姿勢は避けて。

運動の仕方

足腰の血行をよくする、下半身メインの運動がおすすめ。

腰を回したり、腰や足を中心にしたストレッチ、ウォーキングや軽いジョギングもよいです。

食事の改善

辛味野菜が血のめぐりをよくしてくれます。

生姜、ニンニク、ラッキョウなどを積極的に摂るとよいです。身体を温める、血行をよくする食事を。

おすすめ食材

黒豆、カニ、タマネギ、ニラ、ネギ、ラッキョウ、ナス、ミョウガ、黒キクラゲ、金針菜、桃、酢、生姜、唐辛子、少量の酒(紹興酒、日本酒など)

サキ

贅沢する日にはカニ料理を選択肢に入れてみて…

おすすめ食薬

玫瑰花(まいかいか)、山楂子(さんざし)、田七人参(でんしちにんじん)、ウコン、ベニバナ(※妊娠中は慎用)

漢方薬をためすなら

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)など

※漢方薬を購入の際は必ず薬剤師さんや登録販売者さんに相談してください。持病をお持ちの方や妊婦さんは使用できない成分が含まれているものもあります。

⑤水滞タイプ

ライフスタイル

身体の冷えを取り除くこと、湿気に注意することが大切です。

水分代謝の妨げになる身体の冷えには特に注意。腰や足などはしっかり温めましょう。

湿気に弱い体質。日当たりのよい部屋を寝室にして、ふとん干しもこまめに行いたいです。また、新しい水分を入れて→汚れた水・滞った水を流すために、じんわりと汗をかけるくらいの入浴がおすすめです。

サキ

布団乾燥機や除湿器も活用しよう。

運動の仕方

汗が出るくらいの運動を心がけて。

ウォーキングをじっくり行うなど、じわじわと汗をかくものがおすすめです。

食事の改善

水分のとり過ぎに注意!飲み物はなるべく温かいものをゆっくりと少しずつ飲みましょう。

果物や飲酒についても、摂り過ぎは控えること。豆類やウリ科の食材は余分な水を流すはたらきがあるので積極的に取り入れましょう。

おすすめ食材

大麦、トウモロコシ、小豆、緑豆、黒豆、エンドウ豆、鴨肉、アサリ、シジミ、鯉、鮭、昆布、海苔、ワカメ、ハマグリ、クラゲ、キュウリ、セロリ、大根、ジャガイモ、冬瓜、モヤシ、ナス、空心菜、白菜、金針菜、スイカ、ブドウ、イチゴ、キウイ、パイナップル、梨、サクランボ、生姜

サキ

野菜や果物は旬のものをチョイス。

おすすめ食薬

南蛮毛、ハトムギ、蓮の葉

漢方薬をためすなら

五苓散(ごれいさん)、二陳湯(にちんとう)など

※漢方薬を購入の際は必ず薬剤師さんや登録販売者さんに相談してください。持病をお持ちの方や妊婦さんは使用できない成分が含まれているものもあります。

まとめ

ここまでお読みくださりありがとうございます。

体質改善のファーストステップを踏み出すためには、「気虚・気滞・血虚・瘀血・水滞」どの症状が強く出ているかを自分自身で把握することが大切です。

同じ人でも、その時の食事や生活環境によって症状は変化していきます。いま、なにが不足しているのか、いま、なにを改善する必要があるのかを知って、一つずつ試していきましょう。

体質改善ファーストステップ
  1. 「気虚・気滞・血虚・瘀血・水滞」自分の不調タイプを知る。
  2. 不調タイプに合わせて「生活、運動、食事」改善できるところから試してみる。
  3. 自分の身体の変化に興味を持つ。

体質改善のファーストステップ、ぜひ今日から始めてみてくださいね!

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